便秘気味になりやすい食べ物を理解して便通を改善しよう!

便秘になりやすい食べ物を調べている女性

現在、便秘気味でお悩みの方のため、今回は解消方法ではなく便通を出来るだけ悪化させないためには避けたほうが良いと言われる食材をご紹介致します。
体質改善は中々容易ではありませんが、意識して口に入れる食材を選ぶ事で少しずつ便通を改善していきましょう!

便秘気味の方は「大量の肉」を食べるのは出来るだけ避けましょう。

肉類は動物性脂が含まれており適度に食する分にはむしろ便通の改善に良いと言われております。しかし量を摂り過ぎると、肉類は腸内でその殆どが吸収されてしまうため取り込んだタンパク質が原因で腸内の悪玉菌が増加し腸内環境が悪化、結果的に便の量が減少し腸の蠕動運動が低下します。
便秘だがどうしてもお肉が食べたい!という方は、「適度な量」を「野菜、果物、ヨーグルト等の善玉菌を増やす食材」を一緒に食べる事をお勧めいたします。

タンニンを含む飲み物・食べ物にはご注意!

ワイン

タンニンとは?
タンニン (tannin) とは植物に由来し、タンパク質、アルカロイド、金属イオンと反応し強く結合して難溶性の塩を形成する水溶性化合物の総称であり、植物界に普遍的に存在している。 多数のフェノール性ヒドロキシ基を持つ複雑な芳香族化合物で、タンパク質や他の巨大分子と強固に結合し、複合体を形成しているものもある。

タンニンの収れん作用(タンニンによる粘膜の変性作用のこと)は粘膜からの分泌を抑える働きがあり、腸の蠕動運動が低下します。タンニンが含まれる食材は、タンニンは、お茶やワイン・ガラナ・ヌルデなどの食材に含まれており便秘中の方はご注意下さい。

カフェインの入った飲み物・食べ物は便秘に注意が必要です!

コーヒーカフェインは消化器官の水分を減らす傾向にあり1~2杯程度であれば問題ありませんが、便秘気味の方は出来るだけ避ける方が賢明と言われています。

体を冷やす効果のある食べ物・冷たい飲み物は控えましょう

ソフトクリームアイスクリーム等の冷たい食べ物やなす・きゅうりといった体を冷やすと言われている野菜や果物などを食べると体温が下がり血流が悪くなることで臓器の運動を低下させます。腸も例外ではなく蠕動運動が低下し便秘気味に繋がると言われています。
(参照)e-ヘルスネット(最終更新2010年2月)