歯医者へ通う人が増えている4つの理由
近年、歯医者に通う人が増えたそうです。厚生労働省の調査によると、「平成24年国民健康・栄養調査結果の概要」によれば、過去1年間に歯科検診を受けた人は47.8%、前回の平成21年の調査と比べ増加しているとの公表がありました。
忙しい中、なぜ歯医者へ通う人が増えているのかを今回は検証しました。
(参照)平成24年国民健康・栄養調査結果の概要
病院の営業時間・休診日が柔軟になった!
学生や社会人の方でも特に忙しい方等は中々歯医者の営業時間に間に合わないものですが、近年夜間診療や土日の診療を行う歯科医院が増えたことで劇的に歯医者へ通う方が増えたと言われています。
また、ネット(特にスマートフォン)の普及でそういった情報が簡単に取得できるようになった事でこれまで夕方までの診療に間に合わなかった方も通えるようになったそうです。
歯の喪失防止の目標への取り組み
厚生労働省では、歯の喪失防止の目標を定め6月4日を「虫歯予防デー」に設定するなど歯に関する様々な取り組みを実施し歯を残すことについての啓蒙活動を行い、関心は高まっています。
80歳における20歯以上の自分の歯を有する者の割合及び60歳における24歯以上の自分の歯を有する者の割合の増加
【目標値】
80歳における20歯以上の自分の歯を有する者の割合 20%以上
60歳における24歯以上の自分の歯を有する者の割合 50%以上
【基準値】
20歯以上の自分の歯を有する者 75~84歳 11.5%
24歯以上の自分の歯を有する者 55~64歳 44.1%
(参照)歯の健康|厚生労働省
口臭ケア・歯周病への関心の高まり
最近口臭ケアや歯周病への関心が高まり、その予防・治療の一環として出来るだけ歯医者へ行くという方が増えています。
歯周病(ししゅうびょう)とは、歯肉、セメント質、歯根膜および歯槽骨より構成される歯周組織に発生する慢性疾患の総称である。歯周疾患(ししゅうしっかん)、ペリオ (perio) ともいい、ペリオは治療のことを指すこともある。ただし、歯髄疾患に起因する根尖性歯周炎、口内炎などの粘膜疾患、歯周組織に波及する悪性腫瘍は含まない。(参照)wikipedia
歯垢の除去で定期的通院している若い方も増えています。
歯のホワイトニングが大人気に!
「芸能人は歯が命!」の歯磨き粉のCMが発表されて以降、①歯は白く出来ること・②人に歯の色を見られていることが認知され歯医者さんでホワイトニングを行う人が急激に増えました。
自宅で出来るものから歯医者さんでプラークを定期的に取る治療や薬剤による除去法など幅広い方法があり、年々ホワイトニングは当たり前になっているようです。
歯は健康の源!
「歯は健康の源」と言います。皆様も歯を大事にケアして頂き健やかな生活を送って下さい!