健康に良い飲み物の代表格といえば青汁です。たくさんの栄養素を摂れるだけでなく、ダイエットにも良いと老若男女から注目を集めています。青汁を置き換えダイエットに使ったり、食前に飲んでお腹を膨らませたりしている方も多いでしょう。ここでは、なぜ青汁がダイエットに良いと言われているのか、その理由は効果的な飲むタイミング、おすすめの青汁などをご紹介します。
青汁の基礎知識
そもそも青汁とは具体的にどのような飲み物を指すのでしょうか。なんとなく「野菜がいっぱい入っていて苦い飲み物」というイメージをお持ちの方が多いと思います。
青汁は野菜を絞った汁のこと
青汁といえば、ケールや大麦若葉が入っているものが代表的です。しかし、青汁にはケールが入っていないといけない、大麦若葉が入っていないといけないといった決まりはありません。生の緑黄野菜を絞って作った汁のことを総じて青汁と呼びます。そのため青汁は、作っているメーカーによって入っている成分が大きく異なることが特徴です。
青汁の原型が生まれたのは昭和18年
昭和18年といえば、今から約80年前。太平洋戦争の真っ只中です。戦争中はまともに食料も手に入らないため、栄養不足に陥る方がとても多くいました。そこでとある病院に勤めていた遠藤先生という方が、食料不足をなんとかしようと広めたのが青汁なのです。 当時の青汁は、栄養価の高いケールを使ったものが主流でした。戦争があった時代に栄養補給のために使われていたほど、青汁は豊富な栄養素を含んでいるのです。
なぜダイエットに青汁がおすすめなの？
一昔前までは栄養補給のために使われることが多かった青汁ですが、近頃では豊富な栄養素を含んでいることのみならず、ダイエットのサポートとして注目を集めています。しかしなぜ青汁がダイエットのサポートに良いと言われているのでしょうか。ここでは5つの理由をご紹介します。
栄養素を補うことで満腹感を得やすくなるから
人間はいくらたくさんものを食べても、栄養素が不足しているとなかなか満腹にならないと言われています。脳が「栄養がたりていないからもっと食べて！」と指令を出してしまうのです。 しかし青汁を飲めば、不足しがちな栄養素を手軽に補給できるため、満腹感を得やすくなります。毎日の食事に一杯プラスするだけで、普段よりも満足度をぐんと上げられることがポイントです。
食前に飲むことでお腹を膨らませられるから
青汁を食前に飲むことで、物理的にお腹を膨らませられるのもダイエットに良い理由の1つです。ほとんどの青汁はカロリーがとても低く、一杯あたり10～15kcal前後しかありません。 低カロリーなのに飲んだときの満足感があるので、自然と後に食べる食事の量を減らすことができます。食事の前に千切りキャベツを食べたり、水を多めに飲んだりするのと同じような感覚です。 しかし青汁の場合は、栄養素が非常に優れていることからも、単にお腹を膨らませるだけでなく満腹感を得やすくする効果もあることが特徴です。
多くの青汁に含まれている大麦若葉やケールには、豊富な食物繊維が含まれています。そのため、なんだか毎日スッキリしない方にもおすすめです。大麦若葉にはレタス約4.2個分、ケールにはレタス約3.4個分もの食物繊維が含まれています。 食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり、大麦若葉やケールに多いのは水溶性食物繊維のほうです。水溶性食物繊維が腸内で発酵することでビフィズス菌が増えるため、体内環境を整えるのに良いと言われています。置き換えダイエットとしても使えるから
青汁は置き換えダイエットとしても使える優秀なアイテムです。豊富な栄養素を含んでいるため、栄養補給をしっかりとしながらも摂取カロリーを抑えることができます。完全栄養食とうわけではないので、1日に1食の置き換えがおすすめです。青汁を飲むタイミング
ダイエットのために青汁を飲むなら、食前に飲むのがベストです。ただ単に健康のために飲むならいつでも構いませんが、ダイエット目的ならぜひ食前に飲みましょう。食前が飲むタイミングとして適している理由は主に3つあります。満腹感を得やすいから
食事の前に青汁を飲んでおくことで、体に栄養素が満たされた状態になります。すると「栄養がきちんと摂れている」と体が勘違いするため、少量の食事でも満腹感を得やすくなるのです。食事量を自然に減らすためにも、食前のタイミングがダイエットには向いています。食べ過ぎを防げるから
食事の前にあらかじめ胃に青汁を入れておくことで、自然と食事量を減らすことが可能です。青汁に含まれている水溶性食物繊維が体内にとどまることで、食べ過ぎを防ぐ効果もあります。おすすめの青汁
青汁がダイエットのサポートにとてもおすすめです。しかし「青汁って種類がたくさんあって選べない」「どの青汁がおすすめなの？」とお悩みの方も少なくないでしょう。 数多くある青汁の中でもおすすめなのが「すっきり青汁-ショウガ入」です。飲み方は簡単、１日１～２包を目安に約150ccの水かぬるま湯に溶かすだけで気軽に飲めます。豆乳や牛乳で割ったりとレシピを工夫して飲むことも可能です。寒さに負けないショウガを配合
青汁ではちょっと珍しいかもしれませんが、「すっきり青汁-ショウガ入」にはその名の通りショウガが入っています。日本でもっともショウガの生産量が多い高知県で栽培されたものを使用していることが特徴です。 ショウガにはジンゲロールやショウガオールという成分が含まれ、健康と美容を体の中からしっかりサポートしてくれます。食物繊維の量に自信あり
ダイエットのサポートとして欠かせない食物繊維をたくさん摂れるように「すっきり青汁-ショウガ入」にはさまざまな野菜が配合されています。 青汁の素材として欠かせない大麦若葉、さらに大麦若葉の成分をぎゅっと凝縮した大麦若葉搾汁末、にがうり果汁、ヒハツエキスなどが配合されているので、しっかりと食物繊維を摂取することが可能です。 にがうり果汁はビタミンCが豊富なので美容にも効果的。ヒハツエキスは体を温める性質があることでも知られています。各種ビタミンや難消化性デキストリンも配合
「すっきり青汁-ショウガ入」には美容に嬉しいビタミンCやビタミンE、ビタミンB1やビタミンB6など、美容に欠かせないビタミンもたっぷりと配合されています。ダイエット中に不足しやすいビタミンも同時に補給できるのは嬉しいものです。 また、難消化性デキストリンも配合されているため、まさにダイエットのサポートにピッタリの青汁と言えるでしょう。
